うつ病

うつ病は通院や服薬で治るのか?

サムネイル:うつ病は通院や薬で治るのか?

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こんにちは、サイです。

 

キツネくん
最近カラダの調子がおかしい…何とかしたい…

得体がしれないけど、精神科を受診してみようかな…

ウサギくん
精神科で薬をもらったけど、これを飲み続けたら本当に治るのかな?

 

今回はそういったうつ病の治療に関する不安を持つ人に向けて、「うつ病は通院や薬で治るのか?」というお話をします。

 

なお、私は精神科医でも何でもありませんので、あくまで私自身のうつ病体験と学習を通しての話だということをはじめにご了承ください。

 

 

結論:病院に行くだけ・薬を飲むだけではうつ病は治らない

いきなりの結論ですが、病院に行くだけ・薬を飲むだけではうつ病は治りません。

 

これは私の実体験を通してだけの結論ではありません。

その根拠はいたってシンプル、日本のトップの権威がそのように認めているからです。

 

日本には国によってつくられた「国立精神・神経医療研究センター」という、うつ病等の研究機関があります。

そのホームページの理事挨拶の中で、次のように書かれています。

 

脳やこころの病気の多くは、まだ原因や発症機序が解明されていなかったり治療法の開発に至っていないというのが現状です。

 

お国のトップが「原因はよく分からん、治し方もよく分からん。」とはっきり言っているのです。

 

この研究機関は30年以上前からありますが、大層な研究機関を造ってたくさん人・金・時間をつぎ込んでも、いまだに「よく分からん。」という状況です。

 

実状を見てみても明らかで、もしも風邪の治療のように、薬を飲んだら数日でよくなったりと治療法が確立されているのなら、だれもうつ病で長い間苦しんだり、最悪の場合は自死を選んだりしませんよね。

 

 

それでも病院には行った方がいい⇒時間稼ぎができる

挿絵-病院

ここまで「病院・薬ではうつ病を治せない」という話をしましたが、一方でそれでも自力でどうにかできそうにないようなら絶対に病院に行った方がいいです。

 

なぜなら病院に行けば、とりあえずの一時凌ぎができるからです。

一時凌ぎができれば、根本的な治療をするための時間が稼げます。

 

 

私が実際に受けた病院の対応

ではここで、実際に私が受けた病院の対応をお話します。

(私自身、病院に行くことでうつ病は治らなかったので、治療とは書きません。)

 

うつ病を扱う病院は、「精神科」「精神神経科」「脳神経外科」「心療内科」「メンタルヘルス科」などなど、数多あります。

(どこに行けば治るのか確立されていない時点で、どこもあやしさ満点ですね…)

 

この中で私は、「心療内科」を受診しました。

心療内科を選んだ経緯は次の記事に書いていますので、興味のある人は読んでみてください。

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さて、私が受けた病院の対応は次の2つです。

1:ヒアリング

2:薬の処方

 

1:ヒアリング

カウンセリングではありません、処方する薬を決めるためのヒアリングです。

 

カウンセリングは「相談者の抱える問題・悩みを聞き、それに対して専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助」ですが、そうではなく症状を聞かれただけです。

 

また初診時は、「体がだるく疲れやすいですか」などの体や心の状態に関する質問が書かれたチェックシートを用いての診断も行いました。

 

 

2:薬の処方

症状が伝わったら、今度は薬を処方してもらいます。

はじめて病院に行ったころの私の主な症状は、

① 眠りの質が異常に悪い(眠れない、悪夢にうなされる、異常な寝汗をかく)

② まともに眠れないためか、常にガス欠状態。日中正常に活動できない

③希死念慮がある  など

というものでした。

 

なので、睡眠薬悪夢を見ないようにする薬昼間動けるようにする抗うつ薬をもらいました。

 

病院の対応は基本的には以上です。

これら以外のことは受けていません。

 

あとは薬がなくなる度にもらいに行くだけ。

病院に行く度に「体調はどうですか?」と再確認されて薬をもらい続けるだけで、とにかく服薬がメインでした。

 

 

薬のおかげで一時的に仕事を続けられたけれど…

私は病院に通い始めた後も、仕事はほとんど休んでいません。

 

そもそもの病院に行った理由が、「体調がおかしいことで周囲に迷惑をかけたくない」「仕事を休むわけにはいかない」というものだったので、休まずにとにかく薬でどうにかしようとしました。

 

実際に服薬のおかげで、一時的には体調をごまかしながら仕事をすることができました。

 

でもそれは薬の力に頼り切った一時凌ぎに過ぎません。

薬は体の異常を治すためのものではなく、あくまで対症療法の一つです。

 

例えば睡眠薬は、体の機能を治して上手く眠れるようにするのではなく、薬オンリーの力で脳を強制シャットダウンさせるようなもの。

抗うつ薬は、強制シャットダウンされた体を無理やり起こしてハイの状態にするようなものでした。

いずれも根本的な部分で体を治してくれるわけではなく、薬の力でとりあえず生活を可能にしただけでした。

 

また、なんだかこれだけを聞くと、まるで麻薬でも飲んでいるみたいですよね。

私の体感でもそうでしたが、実際に現役医師の中にも「向精神薬を飲んだところで心の病気は治らない」、「向精神薬と麻薬はほとんど同じ」と警鐘を鳴らす方もいます。

 

 

薬でうつ病は治らず、後でしっぺ返しを食らうことに…

私の場合は、「やったー!薬飲んだら眠れるし、なんとか仕事もできるぞ!!」と対症療法でしかない薬に頼り切ったことで、後で大きなしっぺ返しをくらいました…。

 

薬の力に頼り切った結果、うつ病が治るわけではないので、時間が経てば経つほど状況は悪化。

最終的には薬を飲んでもまともに動けなくなって結局、仕事を辞めました。

 

また退職後の断薬と、断薬後に正常な体に戻すのにもかなりの時間を要しました。

 

本当なら薬で一時凌ぎができている間に、可能な限り早い段階で根本的な治療をすべきでした。

 

 

どうやったらウツは治るのか?根本的な治療とは?

病院に行っても一時凌ぎはできるけれど、うつ病は治らない(お国のトップのお墨付き)。

ではどういう治療をしたらウツは治るのか。

 

私は自身の経験を通して、次の2つをうつ病の症状が軽い段階もしくは服薬で時間稼ぎをしている間に、自分でやることが大事だと考えています。

1:うつ病の原因となったものを減らす・取り去る努力をする

2:体を休める努力をする

 

1:うつ病の原因となったものを減らす・取り去る努力をすること

うつ病には「内的」・「外的」・「遺伝的」・「後天的」などなど、人によって様々ですが原因があります。

その原因をつきとめて、体調を崩さないで済むレベルまで減らす・取り去る努力をしましょう。

 

サイ
ちなみに私はこの努力を怠って、薬にガッツリ頼っため自滅しました…

 

なお受診する病院によっては、カウンセリングによって原因究明や原因を減らす“手助け”まではしてくれるかもしれません。

しかし、最終的には自分自身の力で原因にアプローチするしかないと思います。

 

 

2:体を休める努力をすること

体にガタが来ているのなら、一番の治療はしっかり休むことです。

 

「頑張って体を休める」。

矛盾しているようですが、自分の体調不良を認めてそれぐらいの心持ちで意図して休もうとしないと、いつまでたっても良くならないと思います。

 

「休んだり仕事のペースを落としたりすると、人に迷惑をかけてしまう」と不安に思う人もいるかもしれませんが、そこから目を背けてしまうと後々もっと人に迷惑をかけることになりかねません。

 

ちなみにこれも私自身、実証済みです…

 

 

まとめ

・通院や薬は直接的にうつ病を治すものではなく、あくまで一時凌ぎの対症療法。一時凌ぎができている間に、自分でうつ病を治すしかない。

・自分でうつ病を治す方法は2つ。

1:原因となったものを減らす・取り去る努力をすること

2:体を休める努力をすること

 

国も認めている通り、病院や薬は必ずしもうつ病を治してはくれません。

失敗してしまった私が言うのもなんですが、病院や薬はあくまで補助的なものとして上手く利用しながら、自力で治す努力をしましょう。

 

今回は以上です。

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