うつ病

うつ病ってどんな症状が出るの?私が実際に経験した11コの症状をご紹介

サムネイル:うつ病の症状

この記事を読むのに必要な時間は約7分です。

こんにちは、サイです。

 

私は、うつ状態になって体調を崩し始めたとき、「自分の症状がうつ病によるものなのか」を知りたくて何度もネットで調べたりしていました。

 

サイ
全然体が動かなくてドンドンおかしくなっていくけれど、これって甘え?

それともうつ病なのかな…

 

しかしネットでうつ病のことを調べても、症状に関して「抑うつ気分」「疲労感」などの単語が出てくるだけで抽象的なものが多いです。

また病名に関しても、従来型うつ病、非定型うつ病、未熟型うつ病、適応障害、パニック障害などなど、どれが何だか全然わかりません…

 

「自分はうつ病なのか?」「うつ病になるとどんな症状があるのか?」という疑問に的確に返してくれるものは、なかなか見つかりませんでした。

 

そこで今回は、過去の私のように、体調を崩しているけれどもそれがうつ病によるものか分からず悩んでいる人に届けばと思い、私が経験したうつ病の症状を一つの実例して、ご紹介します。

 

私が経験したうつ病の症状

挿絵

私には、次のようなうつ病の症状がありました。

1:まともに眠れなくなった

2:まともに休息がとれなくなった

3:食事が十分にとれなくなった

4:トイレなど当たり前のことができなくなった

5:自己を見失っていった

6:活字が読めなくなった

7:笑えなくなった、人と話せなくなった

8:記憶があいまいになった

9:「光過敏」「音過敏」になった

10:死にたいと常に願うようになった

11:ネット(YouTube)依存になった

 

 

1:まともに眠れなくなった

私はうつ病になってから、毎日3時間程度しか眠れなくなっていました。

また、悪夢も頻繁に見るようになり、毎日滝のように汗をかいて、不快な思いで目覚めていました。

本来眠るのは体を回復させる重要な手段ですが、そんな状態なので毎朝目が覚める度にドッと疲れていました。

 

2:まともに休息がとれなくなった

家にいる時はほとんど身動きがとれず、ベッドの上で横になって過ごすことがものすごく増えました。

かといって、それで疲れが取れているわけでもありせん。

平日、土日、また時間帯に関わらず、エンドレスに疲労感に襲われているようでした。

 

また、余暇も一切楽しめなくなりました。

私はランニングが趣味で、それがストレス解消にもなっていたのですが、まったくできなくなりました。

時には「何とか走りたい!」と思い、ランニングの服装に着替えて無理やり外に出たりもしたのですが、玄関を出たところで何もできずに、呆然と立ちつくたこともありました。

 

3:食事が十分にとれなくなった

体が食べ物をあまり受け付けなくなり、十分な量を食べられなくなりました。

それでも必死に食べようとしましたが、もはや食べることに対しておいしいだとか、楽しいといった感覚は一切なく、食事が作業と化していました。

 

また、何よりもつらかったのが職場の同僚にまともに食べられない姿を見られることです。

私は直属の上司以外にはうつ病のことをかくして働いていたのですが、同僚と出張に行ったりするとどうしても、一緒に食事をとらなければいけないことがあります。

ファミレスの定食すら完食できずに「私、小食なんですよ」などと言って、必死にごまかしていました。

 

当然ながら体重や体脂肪は、激減です。

体脂肪率は5%を割って、体重計で計測できないレベルまでおちました。

 

4:トイレなど当たり前なことができなくなった

トイレお風呂歯磨きなど、生活の中で当たり前に行うことが正常にできなくなりました。

 

体がとにかく動かなくて、例えばトイレなんかは普通であれば行きたくなったときに、「あっ、トイレ行こう」と考える程度で行けると思います。

でも、うつ病のときは「…トイレに行かなきゃ、行かなきゃ、行かなきゃ…」に変わっていました。

 

朝起きて、数時間後にベッドの中で「…トイレに行かなきゃ」と考える。

けれども気が付いたら、ベッドから一度も起き上がれず、トイレにも行かず、ご飯も食べずにまた夜になっている、という日も何度もありました。

 

5:自己を見失っていった

常に体は強張り、意識には霞がかかっているような感覚がありました。

また、時間や曜日、季節の感覚を徐々に失っていきました。

 

6:活字が読めなくなった

文字の情報がまともに認識できませんでした。

そもそも目を通すだけでもつらいのですが、何度読み返しても内容を理解できなくなりました。

 

7:笑えなくなった、人と話せなくなった

会議など仕事の会話は、気が張っているせいかこなせていたのですが、日常の世間話などがまともにできませんでした。

 

上手く話すことも愛想笑いすらもまともにできない自分を客観的に認識したときには、本当にゾッとしました。

 

8:記憶があいまいになった

20代なのに痴呆かと思うくらい、記憶を引き出す能力が落ちていました。

 

特に名前を思い出すのが大変で、たった1年前に一緒に仕事をした取引先の人の名前を思い出せないこともありました。

 

9:「光過敏」「音過敏」になった

大したことのない光や音に耐えられなくなりました。

 

まず光については、夜に天井の明かりをつけていられず、スタンドライトのわずかな明かりで夜過ごすようになりました。

 

また、音はパソコンや冷蔵庫の駆動音、アパート隣室の物音にすら耐えられませんでした。

 

なお音過敏については、対策含め次の記事に詳しく書いているので、同じ症状で悩んでいる人はぜひ読んでみてください。

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10:死にたいと常に願うようになった

うつ病は精神疾患といわれますが悪化すると、上記のとおり眠れない・体が動かないなど、さまざまな肉体的な苦痛にさいなまれます。

 

肉体的苦痛からとにかく解放されたくて、気づけば毎日24時間「死にたい」「消えてしまいたい」「この苦痛から解放されたい」と願うようになりました。

 

一切口には出しませんが、何をしていても常に頭の中にその願いはありました。

 

このように「死にたい」と思う症状を「希死念慮」といいます。

「希死念慮」については下の記事で掘り下げているので、興味のある方はそちらも読んでみてください。

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11:ネット(YouTube)依存になった

体を動かしてストレスを解消したりすることができなくなっていましたので、その代替行為だったと思うのですが、YouTubeに依存するようになりました。

 

特にレジャー系の動画で、ユーチューバーが楽しく笑いあいながら遊んでいるのを見て、まともに動けない自分の肩代わりをして楽しんでもらっているような感覚に陥っていました。

 

また、さらに体調が悪化するとYouTubeの動画すらもまともに見ていられなくなって、何を見るでもなく、とにかくポチポチポチポチとスマホを操作していないと耐えられなくなりました。

 

その頃は、別に動画を見て面白いと思ったり、感情の動きがあったわけではありません。

とにかく、とり憑かれたように触っていないと落ち着きませんでした。

 

うつ病の際にあらわれる依存症については、改善方法とあわせて下の記事に書いています。

依存症の気がある人は、そちらも読んでみてください。

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まとめ

以上、私が経験したうつ病の症状をできるだけ具体的にご紹介しました。

 

もちろんこれは、あくまで一つの実例です。

うつ病になると必ずしもこうなるわけではありませんし、またこれら以外の症状が出たりと人それぞれだと思います。

 

しかし、これを読んでもしも思い当たる節があった方は、ぜひ早めに一度、精神科等にご相談されることをおすすめします。

 

これも経験則ですが、うつ病の治療は早ければ早いほどいいですし、何より独りでうつ病に立ち向かうのは、相当な至難の業ですよ。

 

では、今回は以上です。

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