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【FX】取引通貨ペアは多い方がいい?通貨ペアの選び方をご紹介

サムネイル:取引通貨ペアの選び方

この記事を読むのに必要な時間は約6分です。

こんにちは、サイです。

 

キツネくん
FXの通貨ペアってたくさんあるけれど、どれを選んで取引したらいいのかよく分からない…

 

みなさんはこんな風に疑問に思ったことはありませんか?

 

例えばSNSでいろいろなトレーダーを見ていても、

・ドル円オンリーの人

・ポンドオンリーの人

・ありとあらゆる通貨ペアでトレードする人 など

このように、いろいろな人がいます。

真似しようにも、どれをやったら効率がいいのかよくわかりませんよね。

 

そこで今回は、通貨ペアの選び方の一つとして、「トレードスタイルによる選び方」をご紹介します。

 

ぜひ通貨ペア選びの参考にしてみてください。

 

 

通貨ペアをトレードスタイルで選ぶ

通貨ペアの選び方の一つとして、トレードスタイル(スキャルピング・デイトレード・スイングトレード)に合わせて選ぶ方法があります。

 

スキャルピング・デイトレードの場合

まず、スキャルピング・デイトレードの場合はトレード回数が多いので、何よりもスプレッド(取引コスト)が小さい通貨ペアから選ぶことが重要です。

 

スプレッドが大きい通貨ペアを選んでしまうと、取引を何度もすればするほど、それが重くのしかかってきます。

 

なお、スキャルピングやデイトレードなら狙う値幅があまり大きくないので、スプレッドが小さい通貨ペアのみに絞ったとしても、毎日十分にトレードチャンスが巡ってきます。

 

たくさんの通貨ペアに手を出す必要はありません。

 

 

スイングトレードの場合

一方でスイングトレードの場合は、スプレッドは微々たる問題なので、通貨ペアを絞らずできるだけ多くの通貨ペアで取引した方がよいです。

 

スイングトレードではトレード回数が少ない中で、大きな値幅を狙います。

そこで通貨ペアを絞ってしまうとなかなかチャンスは巡ってきませんし、場合によっては何週間も手が出せないといった状況にも陥りかねません。

 

スイングトレードでは、手広く通貨ペアを監視することがトレードチャンスを増やすことにつながります。

 

なおスイングトレードの場合は、スワップ(通貨間の金利差)にも気を配る必要があります。

しかしこちらは、売り買いの方向次第でプラスになることもあるので、通貨ペアを絞らなければならない要因までにはなりません。

(スワップが大きい通貨ペアに絞って、スワップ狙いのトレードをする場合は別ですが。)

 

 

スキャルピング・デイトレードでの通貨ペアの選び方

次はスキャルピング・デイトレードでの、より具体的な通貨ペアの選び方をお話します。

① スプレッドによる選別

第一に考えるべきは、先にも述べたとおりスプレッド(取引コスト)です。

 

ここでは例として、GMOクリック証券の通貨ペアをスプレッドの小さい順から並べました。

(2020年2月時点、変動する可能性あり)

通貨ペアスプレッド(pips)
1米ドル/円0.2
2メキシコペソ/円0.3
3ユーロ/米ドル0.4
4ユーロ/円0.5
5豪ドル/円0.7
6豪ドル/米ドル0.9
7ポンド/米ドル1.0
8ポンド/円1.0
9ユーロ/ポンド1.0
10南アフリカランド/円1.0
11NZドル/円1.2
12ユーロ/豪ドル1.5
13米ドル/スイスフラン1.6
14NZドル/米ドル1.6
15ポンド/豪ドル1.6
16トルコリラ/円1.7
17カナダドル/円1.7
18スイスフラン/円1.8
19ユーロ/スイスフラン1.8
20ポンド/スイスフラン2.8

 

スキャルピングかデイトレードかでも多少、許容範囲は違いますが、当然ながらどちらの場合もスプレッドは小さければ小さいほど有利です。

 

GMOクリック証券の場合は、「スプレッド1.0以下の通貨ペアで取引する」と仮定して区分しても、10通貨ペアでトレードできます。

 

 

② 通貨ペアの取引割合による選別

さて、ここでもう一つ重要な選定基準となるのが、各通貨ペアの取引割合です。

 

次の表は、国際決済銀行が発表した2016年・2019年の通貨ペア別取引量・取引割合を示したものです。

2016年、2019年4月における1日の平均取引量(単位:10億米ドル)
通貨ペア2016年2019年
取引量シェア取引量シェア
ユーロ/米ドル1,17223.10%1,58424.00%
米ドル/円90117.80%87113.20%
ポンド/米ドル4709.30%6309.60%
豪ドル/米ドル2625.20%3595.40%
米ドル/カナダドル2184.30%2874.40%
米ドル/人民元1923.80%2704.10%
米ドル/スイスフラン1803.60%2283.50%
米ドル/香港ドル771.50%2203.30%
ユーロ/ポンド1002.00%1312.00%
米ドル/韓国ウォン781.50%1261.90%
ユーロ/円791.60%1141.70%
米ドル/インドルピー561.10%1101.70%
米ドル/SGドル811.60%1101.70%
NZドル/米ドル781.50%1071.60%
米ドル/メキシコペソ901.80%1051.60%
米ドル/SEクローナ661.30%861.30%
米ドル/NOクローネ480.90%731.10%
ユーロ/スイスフラン440.90%731.10%
米ドル/ブラジルレアル450.90%661.00%
米ドル/ロシアルーブル531.10%631.00%
その他の通貨ペア77615.30%98314.90%
1日の平均取引量 合計5,066100.00%6,595100.00%

 

ユーロ/米ドルが全体の24%、米ドル/円が13.2%とそれぞれ、高い割合を占めています。

一方で例えばユーロ/円は、スプレッドが比較的小さい通貨の一つですが、その取引割合は全体のたった1.7%ユーロ/米ドルの1/10に満たない量です。

 

これはつまり、ユーロ/円であなたがテクニカル分析などを駆使してトレードしようとしていても、実はそんなものはほとんどの人が意識していない可能性があるということです。

 

よって取引割合の少ない通貨ペアでの、スキャルピング・デイトレードはあまりオススメしません。

 

以上、スプレッドと取引割合の観点(スプレッドが小さく、かつ取引量が多い通貨ペア)から、

スキャルピング・デイトレードでは、ユーロ/米ドル米ドル/円

さらに監視対象を広げたい場合は、ポンド/米ドル豪ドル/米ドル

での取引がオススメです。

 

 

まとめ

スキャルピング・デイトレード 

⇒ トレード回数が多いので、スプレッド(取引コスト)が小さい通貨ペアに絞った方がよい

⇒ スプレッドが小さく、取引割合の多いドルストレートペアの、ユーロ/米ドル、米ドル/円、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドルがオススメ

 

スイングトレード 

⇒ スプレッド(取引コスト)はあまり影響しない。通貨ペアを絞らず、幅広くチャンスを探した方がよい

 

今回は、取引コストの観点から、トレードスタイルによる取引通貨ペアの選び方をご紹介しました。

 

なお、これはあくまで考え方のひとつで、絶対的な正解というわけでは決してありません

実際に取引通貨ペアを決める際は、実践・検証もしっかりしながら、自分にあった通貨ペアを選んでかしこくトレードしていきましょう。

 

今回は以上です。

 

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