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ドルコスト平均法とは?FXでドルコスト平均法は可能?

サムネイル:ドルコスト平均法とは?

この記事を読むのに必要な時間は約10分です。

キツネくん
「ドルコスト平均法」って何となくやり方は知ってるけど、いまいち利点が分からない…

ぶっちゃけ、ドルコスト平均法って勝てるの?

ウサギくん
FXでドルコスト平均法って使えるの?
ドルコスト平均法は、投資初心者でもできる簡単な投資方法です。

FXでも使えますが、もっとオススメの投資対象があります!

サイ

 

こんにちは、サイ(@saiblog1234)です。

 

みなさんは「ドルコスト平均法」って知っていますか?

メジャーな投資方法のひとつですが、名前だけ聞いたことある人、やり方までは知っているけどイマイチ何がいいのか分からない人なども意外とおられるのではないでしょうか?

 

そこで今回は「ドルコスト平均法」について、

・ドルコスト平均法とは?

・ドルコスト平均法のメリット・デメリット

・FXでドルコスト平均法は可能なのか?

・ドルコスト平均法に向いている投資商品は?

をお話します。

 

ドルコスト平均法とは?

ドルコスト平均法とは、売買タイミングを考えずに時間的に分散投資する投資方法です。

投資商品に対して毎月1回など定期的に、一定の金額を投資し続けていく「積立投資」のやり方のひとつと捉えて差し支えありません。

 

常に一定の金額を積み立てていくことにより、レート状況によって数量とリスクが変動していきます。

例)ある株を毎月3万円分、購入する場合

株価5,000円のとき⇒6口購入可能

株価10,000円のとき⇒3口購入可能

株価15,000円のとき⇒2口購入可能

レートが安値のとき ⇒ 買う数量が増えて(=よりリスクを上げて)購入することができる

レートが高値のとき ⇒ 買う数量が抑えられて(=より少ないリスクで)購入できる

 

また、高いときには買う量を抑えて、安いときにたくさん買うということは、長期的にみると平均取得価格が下がっていくことになります。

 

 

ドルコスト平均法のメリット・デメリット

まずドルコスト平均法のメリットは、次のとおりです。

ドルコスト平均法のメリット

・価格下落時のリスクを軽減できる

・投資初心者でも簡単にできる

 

価格下落時のリスクを軽減できる

先ほどお話したとおりドルコスト平均法では、高いときには買う量を抑えて、安いときにたくさん買うことにより、長期的にみると平均取得価格が下がっていきます。

 

平均取得価格が下がるということは、最初に一括して買う場合や一定数量買い続ける場合などと比べると、価格が下落したときのリスクを軽減できます。

例えば下の表のような下落基調のモデルだと、初月一括購入した場合や定数購入する場合よりも、ドルコスト平均法の方が下落リスクを抑え込めていることがわかると思います。

画像はクリックで拡大できます

 

投資初心者でも簡単にできる

ドルコスト平均法では、レート状況を見て今が売買のチャンスなのか判断する必要がありません。

つまり、トレード技術が全く要りません。

投資資金さえ用意すれば、だれでも簡単にできます。

例えば「毎月1日に、2万円ずつドルコスト平均法で積立投資しよう」とするなら、現状が高いのか安いのか考えず、ただただ2万円で買える数量だけ買っていけばOKです。

 

投資対象によっては、口座にお金を入れておくだけで自動で定期購入してくれるサービスもあり、いくつ買えるか計算する必要すらない場合もあります。

 

 


次に、ドルコスト平均法のデメリットはこの2つです。

ドルコスト平均法のデメリット

・一括投資などよりも、リターンが低くなる場合がある

・裁量トレードと比べると、ハイリスクローリターンになる可能性が高い

 

一括投資などよりも、リターンが低くなる場合がある

ドルコスト平均法は、先ほど示したとおり価格が下落傾向にある場合は、一括購入や一定数量の継続購入と比べて、リスクを下げられます。

 

しかし、価格が上昇傾向にある場合はどうでしょうか?

例えば下の表のようなモデルの場合、一括購入や一定数量の購入よりもリターンが下がってしまいます。

画像はクリックで拡大できます

また一括購入と比較すると、一括購入の場合は「一番安いレートで買えている」ことになるので、高いレートでも買い増していくドルコスト平均法は、リスク面でみても劣ってしまうことになります。

 

 

裁量トレードと比べると、ハイリスクローリターンになる可能性が高い

そもそもの話として、投資の原則は「安く買って、高く売る」です。

 

サイ
例えば、下の図で一番効率よく安全に儲けようとするなら、どうすればいいかわかりますか?

 

そう、答えは簡単で一番安い1,000円で一括購入すればいいのです。

 

しっかり安いところを狙って買えれば、ロットを張ってもリスクは下がり、大きなリターンも得られます。

 

もちろんこれはあくまで理想論で、現実では未来予知ができない以上、「ドンピシャ最安値に全力投入!!」なんてことは不可能です。

 

しかし、裁量トレードで高いか安いかの判断基準を身につけていれば、

・高い価格では絶対に手を出さない

・できるだけ安い価格のときに、リスクをかけて数量多めに買う

ということは可能です。

 

一方でドルコスト平均法では高いレートでも買うことになるので、数量は抑えるものの、ムダにリスクの高いロットを持つことになってしまいます。

 

つまり、裁量トレードで「適切なロット管理」と「高いか安いかの判断」ができるのではあれば、ドルコスト平均法はリスク面もリターン面も裁量トレードに及びません。

実際、トレードで短期間に高利回りをたたき出すトレーダーの大半は、ドルコスト平均法ではなく裁量トレードで利益を上げています。

 

 

FXでドルコスト平均法は可能?

FXでドルコスト平均法を使うことは可能です。

しかしあまりオススメはしません。

 

その理由は、FXよりもドルコスト平均法に向いている投資商品がたくさんあるからです。

 

じゃあドルコスト平均法をするなら、どんな投資商品がいいの?

という話になると思いますが、先にFXでドルコスト平均法をおこなった場合を話しましょう。

 

もしドル/円でドルコスト平均法を使うなら、

・円でドルを買い続ける

・ドルを売り続ける(ドルで円を買い続ける)

このどちらかになります。

 

ドル/円の通貨ペアは、いわばドルと円での価値の綱引きです。

しかし、例えばドル高円安に何年・何十年もなり続けることはまずあり得ません。

そんなことになると、どちらかの国の通貨価値が崩壊しますから。

その場合は、国そのものがまともな形を成し得ていないでしょう。

 

つまり為替での通貨ペアは、国が滅びない限りは、長期的に見ると一定の値幅に収まるレンジになっています。

 

レンジなので、コツコツと積立てていって含み損を多く抱える時期もあると思います。

しかし、それでも止めずにコツコツ続ければ、ドル買いだろうがドル売りだろうがプラスになる可能性はかなり高いです。

 

例えばドル円で見ると、2000年代後半からドル安円高が進んで一時は1ドル705円台にまで下がりましたが、2021年1月現在は約103円になっています。

つまり仮に、2000年1月1日(1ドル約101円)から20年以上コツコツドル買いを続けていた場合、2000年代後半から2012年頃は元本割れを起こすものの、止めずに続ければ現在はちゃんとプラスになっていることになります。

 

このように一定のレンジ幅で推移しやすいために、長期的にみるとちゃんとプラスになる可能性はかなり高いです。

 


でももしも、2000年から積み立てていて、1ドルの価値が現在1,000円になっていたとしたらどうでしょうか?

(絶対にありえませんが、あくまで仮定の話です。)

 

その場合、2000年1月1日のドルが1ドル約101円なので、コツコツ積み立てれば、資産価値がザックリ10倍近くなるということです。

 

つまり何が言いたいかというと、

ドルコスト平均法で積み立てていくなら、レンジを形成する商品よりも、長期的に成長が見込めるものを狙った方がより利益が出る

ということです。

 

 

ドルコスト平均法に向いている商品は?

ドルコスト平均法で積み立てていくなら、長期的に見たときに成長の見込みが高い商品がオススメです。

例えば次のようなものです。

・全世界株式インデックス(MSCI World、MSCI AC Worldなど)

・米国株式インデックス(S&P500、ダウ工業株など)

 

インデックスとは、特定の市場の動きを示す指数のことです。

例えばS&P500は、アメリカの市場に上場している企業から500銘柄の株価を元に算出される指数です。

 

要は一企業ではなく、アメリカの代表的な企業全体に分散投資ができるのです。

それによって、企業の倒産リスクなどを避けられます。

 

また、これらの一番の利点は、長期的な成長の見込みが高いことです。

キツネくん
なぜ成長の見込みが高いと言えるの?
それは単純に世界全体やアメリカの人口が、未だ増加し続けているからです!
サイ

 

世界人口は現在77億人ですが、2050年97億人に、アメリカの人口は現在約3億3千万人ですが、2050年3億8千万人になると予測されています。

 

人口が増える=市場規模が大きくなる、経済が成長する

ものすごく単純な話ですが、これまでの歴史を振り返ってもおそらくこの通りになると思われます。

 

 

まとめ

ドルコスト平均法とは?

・一定の時間の区切りで、一定金額を積み立てていく投資方法

・レートが下降し続けたときのリスクを抑えることができる

・特別な技術を必要としないので、投資初心者にも簡単

・裁量トレードと比べると、リスクもリターンも劣りがち

・ドルコスト平均法は、FXでも可能だけれどオススメはしない

・ドルコスト平均法でのオススメは、長期的な成長が見込める商品(世界株インデックス、米国株インデックスなど)

 

ドルコスト平均法は、簡単で投資初心者でもできる投資方法のひとつです。

しかし、FXでやるのはオススメしません。

 

ドルコスト平均法に限った話ではありませんが、自分の資金量や目的を念頭に、どんな投資商品を選んだらいいのか、どんな投資方法を選んだらいいのかをメリット・デメリットを吟味しながらしっかり選びましょう。

 

それでは今回は以上です。

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