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【FX初心者向け】トレードルールのつくり方を紹介します

サムネイル:トレードルールのつくり方

この記事を読むのに必要な時間は約11分です。

こんにちは、サイです。

 

キツネくん
FXはトレードルールが大事だと聞いたけれど、始めたばかりでどうやってつくったらいいかわからない…

こんな悩みをもっている人はいませんか?

 

FXではトレードルールが非常に重要です。

なぜなら秩序だったトレードルールがなければ、FXはただのギャンブルになりかねないからです。

 

ギャンブルでは、FXで勝ち続けることはできません。

もちろん、ギャンブルのようにテキトーにトレードして、たまたま勝てることはあります。

しかしそれでは、継続して勝つことはできず、またギャンブルではいずれ破産してしまうことは統計学的にも明らかにされています。

 

そうならないために明確な根拠のあるトレードルールが必要になってきます。

 

そこで今回は、FX初心者向けに「FXのトレードルールのつくり方」についてお話します。

 

 

初心者のトレードルールづくりの大前提

FX初心者のトレードルールづくりは、次の3つが大前提になってきます。

1:初心者はひとまず、「負けないルール」を目指そう
2:「負けないルール」を「勝てるルール」にするためには検証が必須!!
3:明確でシンプルなトレードルールをつくろう

 

1:初心者はひとまず、「負けないルール」を目指そう

初心者はひとまず、「勝てるルール」ではなく「負けないルール」をつくることを目指しましょう。

キツネくん
ん?

「勝てるルール」と「負けないルール」って同じじゃないの?

いいえ、同じじゃないですよ!
サイ

 

「勝てるルール」とは利益を上げて資金を増やすルール、「負けないルール」とは資金を減らさないルールのことです。

 

だれしもFXをする目的は「自己資金を元手に利益を上げること」だと思います。

しかし残念ながら、FXは9割が負けて市場から退場する世界 だと言われています。

 

初心者がいきなり利益を出そうとしても、そう簡単にはいきません。

矛盾するようですが、安易に勝とうとすればするほどなぜか負けます。

 

また、勝とうとすると、その分リスクを多く背負うことにもなります。

 

いきなり勝つのはほぼムリです。

まず大事なことは負けないこと、市場から退場しないことです。

また、負けないだけの力が身につけば、それを改善していくことで、少しずつ勝てるようになります。

 

 

2:「負けないルール」を「勝てるルール」にするためには検証が必須!!

負けないルールを勝てるルールにするためには、検証が必須です。

実践・検証・改善をひたすら繰り返すことで、少しずつ勝てるルールになっていきます。

 

勝っているトレーダーさん達を見ていると思いますが、彼らはトレードルールそのものは本当に多種多様です。

しかし、検証を人並以上におこなってきているという点では共通しています。

 

 

3:明確でシンプルなトレードルールをつくろう

トレードルールは、トレードスタイル・エントリー・エグジットなどなど、全てにおいて明確な根拠を持って人にも説明できるようなシンプルなルールをつくることが理想です。

 

まず、あいまいな部分を残してしまうと、負けたときになぜ負けたのか検証できません。

検証できなければ改善できず、つまりは勝てるようにもなりません。

 

また検証をするためには、ルールはシンプルな方がいいです。

複雑になればなるほど、検証に時間がかかりますし、改善も難しくなります。

 


初心者にありがちな失敗は、チャートをインジケーターまみれにして、それらに頼りきった複雑怪奇なルールにしてしまうことです。

例えば、以下のようなものです。

「MACDとストキャスティクスとRCIとCCIが、全部ゴールデンクロスしたら、買いで入ろう」

「4時間足と1時間足と15分足のMACDがゴールデンクロスした状態で、5分足のMACDがゴールデンクロスしたら、買いで入ろう」

 

こんな複雑ルールでは、全ての条件を満たした上でエントリーしてそれでも負けてしまったときに、検証したところで何が悪かったのか分かりません。

それでは進歩はありません。


少し話が脱線しますが、インジケーターは未来予知ツールではありません。

当然、未来を予知できないツールをたくさん重ね合わせて複雑にしたら未来が見えるようになる、ということもありません。

 

インジケーターはあくまで、チャートの理解度を高めるためのツールです。

 

大事なのはチャートと向き合って、現在の相場を理解することで、インジケーターはそれを手助けしてくれるだけです。

チャートに真剣に向き合わず、聖杯探し(未来予知インジケーター探し)を続けていても一生勝てるようにはなりません。

 

 

それでは次に、トレードルールのつくり方、具体的に何を決めないといけないのかをご紹介します。

 

トレードルールのつくり方

トレードルールをつくるには、次の8つをそれぞれ決めていく必要があります。

①トレードスタイル  ②環境認識の方法  ③エントリーに使う時間足

④取引する時間帯   ⑤取引する通貨ペア ⑥資金管理方法

⑦エントリーのルール ⑧利確・損切りのルール

 

1:トレードスタイルを決めよう

まずは次の項目を決めて、トレードスタイルをしぼりましょう。

・スキャルピング・デイトレード・スイングトレードのどれをやるのか

・勝率重視かリスクリワード重視か

・順張りか逆張りか

 

 

スキャルピング・デイトレード・スイングトレードのいずれかを選ぼう

まずは、スキャルピング・デイトレード・スイングトレードの、どのスタイルでいくのか決めましょう。

 

「全部片っ端からできたらボロ儲けじゃん!」と思うかもしれませんが、そんな簡単なものではありません。

どれか一つに絞ってひたすら実践、検証を積むことが勝ち組トレーダーになるための近道です。

 

個人的にはこのスタイル選びは、「RPGでのジョブ選び」みたいなものだと思っています。

 

スキャルピング

⇒攻撃力・防御力低め、スピード高め。手数で勝負するアサシン

 

デイトレード

⇒攻撃力・防御力・スピードすべて平均的。初心者向きなソルジャー

 

スイングトレード

⇒攻撃力・防御力高め、スピード低め。ダメージを受けるし手数も少ないけれど、高い防御力と攻撃力で押し切るタンク

というイメージです笑

 

一度にすべてのジョブはこなせません。

ただし、最初に選んだジョブのレベルが上がってきて十分戦えるようになったなら、他のジョブのステータスに割り振る⇒別のトレードスタイルにも挑戦してみるのもアリです。

 

RPGと同じくどのトレードスタイルでも、それを極めたトレーダーさんはいますので、どれを選んでも大丈夫です。

自分の生活リズムや性格も考えて、トレードスタイルを選びましょう。

 

なお個人的には、この3つの中で比較的難易度が低いデイトレードから始めることをおすすめします。

 

 

勝率重視かリスクリワード重視か

勝率とリスクリワードどちらもよいに越したことはないですが、それは“言うは易く行うは難し”。

いきなりどちらもいい数字を出せるほど、FXは甘くありません。

トレードスタイルにも起因しますが、はじめはどちらかに狙いを絞って、前提の部分で言ったとおり、まずは負けないルールを構築しましょう。

 

勝率・リスクリワードの設定例

例1:勝率重視でリスクリワード1:1、勝率60%以上を目指す

例2:リスクリワード重視でリスクリワード1:2、勝率40%以上を目指す

 

「勝率重視なのに、勝率たった60%かよ!」と思うかもしれませんが、そんなものです。

情報商材などの中には勝率8割や9割を謳うものもありますが、9割ってもはや未来予知に近いですよ。

それができれば、誰もが簡単に億万長者になれます。

 

60%どころか、まずは勝率50%で資金を守れたら上等です。

資金が守れるようになってそれから検証・改善をして、数値を上げていけばOKです。

 

 

順張りか逆張りか

順張りか逆張りかも、最初は絞った方がいいです。

どちらもやろうとすると、それぞれルールを決めて、それぞれ検証しないといけないので大変です。

 

個人的には逆張りの方が難易度高めだと思っているので、初心者には順張りをおすすめします。

 

 

2:環境認識の方法を決めよう

環境認識とは、任意の時間軸での相場の流れを認識すること、つまりは上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか、レンジなのかを認識することです。

 

マルチタイムフレーム分析もよく用いられますが、どんな方法にしろ「上か、下か、ヨコか」を判断するだけの話なので、できるだけシンプルな方法がいいです。

 

なお、マルチタイムフレーム分析については、別途下の記事でとりあげているので、ぜひそちらも見てみてください。

サムネイル:マルチタイムフレーム分析手法
マルチタイムフレーム分析は難しい?初心者でもできる分析手法を3つご紹介

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3:エントリーに使う時間足を決めよう

トレードスタイルに合わせて、エントリーに使う時間足を決めましょう。

 

例えばデイトレードで、「5分足で条件を満たしたらエントリーする、15分足でも条件を満たしたらエントリーする、30分足でも…」という風に欲張ろうとすると、複数の時間足を同時に監視しないといけないので、難易度が上がります。

 

検証も大変なので、エントリーに使うものは1本に絞りましょう。

 

 

4:取引する時間帯を絞ろう

FXは、24時間トレードできる投資商品です。

しかし、24時間監視していれば、勝てるというものでもありません。

欲張ってあてどなく長時間監視していても、勝てるようにはなりませんし、ただ疲弊していくだけです。

 

また検証のことを考えても、24時間分を検証するより、自身が取引する時間帯に絞って検証した方が短時間でできます。

さらに、狙いが明確な分だけ改善点も見つかりやすく、上達もはやいです。

 

自身の生活リズムやトレードスタイル、勝ちやすいと考えている時間帯などを元に、思い切って取引する時間帯は絞りましょう。

 

またFXでは、時間帯ごとに値動きの特徴があります

それについては、下の記事でまとめているので興味のある人は見てみてください。

サムネイル:為替市場の時間帯ごとの特徴
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5:取引通貨ペアを決めよう

通貨ペアは、スプレッド(取引コスト)や時間帯による値動きのクセなどがそれぞれ異なります。

先に決めたトレードスタイルや取引する時間帯に合わせて、スプレッドやクセを考慮してより有利になるように取引通貨ペアを決めましょう。

 

通貨ペア選びについては、ぜひ下の記事も参考にしてみてください。

サムネイル:取引通貨ペアの選び方
【FX】取引通貨ペアは多い方がいい?通貨ペアの選び方をご紹介

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6:資金管理方法を決めよう

FXは負けないこと、資金を守ることが重要です。

当たり前のことですが資金がなくなるとトレードできませんし、大きく減らしてしまっても取り戻すことが大変です。

 

そこで初めは、トレード1回あたりの最大損失を元手の1~2%程度に抑えることをオススメします。

また、それを先に決めたリスクリワードにも反映させましょう。

 

例えば、資金10万円、リスクリワード1:1でトレード1回あたりの最大損失を元手の1%に設定した場合、勝った場合の利益、負けた場合の損失はどちらも1,000円です。

 

「えっ、勝っても1000円しか儲からないの?」と思うかもしれませんが、最初は負けないこと、資金を大きく減らさないことが大事なのでそんなものです。

 

儲けることを焦らず、継続して勝てるようになってきたら調整をしましょう。

 

 

7:エントリーのルールを決めよう

インジケーターやトレンドライン、サポレジラインなどのツールを活かして、エントリーするのが一般的です。

それらを使った方が“なんとなく”ではなく、どんな場面でも同じルールでエントリーできます。

 

また、一定のルールでエントリーをすることで、検証・改善をしていくことができます。

 

なお、選ぶツールは何でもいいですが、自身のエントリーのイメージを体現できるツールを選んでください。

 

例えば下図のような、上昇トレンド中に順張り(買い)で入るエントリールールをつくるとしましょう。

その際、図の①~⑤のどこで入りたいのか、自身のエントリーをイメージしてください。

そしてそのイメージを実際のトレードで実現できるようなルールを、インジケーターなどのツールを使って構築しましょう。

①上昇の流れができ始めたところでエントリー

②押し目をつくっている最中にエントリー

③押し目の底を狙ってエントリー

④押し目をつくって再度上昇を始めたところでエントリー

⑤しっかり、押し目からの再上昇を確信できたところでエントリー

 

 

8:利確・損切りのルールを決めよう

「固定pips」でも「直近の高値・安値をブレイク」でも何でもいいので、決めてしまいましょう。

 

よく固定pipsはよくないという話も聞きますが、検証して最終的にプラスにできる見込みがあるならば、固定pipsでもまったく問題ないです。

 

 

初心者はナンピン・両建て・分割決済などを無視しましょう

ナンピン、両建て、分割決済などは、上級スキルで単純に難しいです。

 

FXは所詮、相場が上がるか下がるかを当てるだけのシンプルなゲームです。

当たったら利確、はずれたら損切りするだけです。

そこにナンピンなどを使うと突然ゲームが複雑化します。

 

上級者の中には、それらを使ってうまく損失を抑えたりする人もいますが、いきなり真似るにはかなり難しいです。

上級者は当然、かなり練習を積んで使えるようになっているワケですが、初心者がそこに幻想を抱いて、「それを真似すれば勝てるようになる」と勘違いすると、痛い目をみます。

また、本来必要な基礎スキルがおろそかになるので結局、遠回りすることになります。

 

上級スキルはとりあえず無視して、基礎スキルを地道に磨きましょう。

 

 

まとめ

トレードルールで決めること8つ

①トレードスタイル  ②環境認識の方法  ③エントリーに使う時間足

④取引する時間帯   ⑤取引する通貨ペア ⑥資金管理方法

⑦エントリーのルール ⑧利確・損切りのルール

 

トレードルールをつくる際に決めることとして、以上の8つをご紹介しました。

また前提の部分でお話したとおり、ただつくって終わりではなく、検証して改善していくことがとても重要です。

 

FXは簡単に勝てるものではありません。

道のりは険しいですが、まずは資金を守って地道に研鑽を続ければ、おのずと道は開けますのであきらめずに続けましょう。

 

今回は以上です。

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