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【FX手法】RCIの3本手法は本当に勝てる手法なのか?

サムネイル:RCI手法

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こんにちは、サイです。

 

FXでは、メジャーなインジケーターの1つに「RCI」があります。

また特に日本のFX界隈では、RCIを3本使って分析する手法がよく見られます。

 

しかしこの手法を使ったことのある人の中は、「パッと見よさそうに見えるけれど、使ってみると意外と勝てない…」と感じた人も多くいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、メジャーだけど意外と使い方が難しい魅惑のインジケーター、「RCI」についてお話します。

 

そもそもRCIとは?

RCIとは、オシレーター(買われすぎ、売られすぎを示すもの)に属するテクニカルインジケーターのひとつで、「Rank Correlation Index」の頭文字をとった略語です。
日本語に訳すと「順位相関指数」になります。

 

価格そのものを計算対象とせずに時間」と「価格」それぞれに順位をつけ、両者にどれだけの相関関係があるのかを指標化したものです。

 

ちょっと言い回しが難しいかもしれませんが、要は「価格だけでなく時間軸も考慮して計算される数値」だということです。
時間軸を考慮した上で直近のレートがどれだけ上昇してきたか、または下落してきたかということから、買われすぎ売られすぎを判断します。


RCIの値は-100~+100の間を推移し、価格が上昇を続ければ+100に近づいていき、逆に下落を続ければ-100に近づいていきます。

RCIが+80を超えると「買われすぎ」圏、RCIが-80を下回ると「売られすぎ」圏だと言われることが多いです。

 

 

RCIは3本手法が有名

 

RCIは、上のチャートのように設定数値を変えた3本のRCIを使う手法が有名です。
「RCI  3本」と検索を書ければ、色々なブログやウェブサイトで手法を知ることができます。

 

また、有名なFXトレーダーの中でも「ひろぴー」さん、「三平」さんなどがRCI3本手法を使っています。

 

 

RCI3本手法を実際に使ってみたが…

ネットで調べればRCI3本手法はすぐに出てきますので、私も聖杯探しをしていたころ、「これは聖杯かもしれない!!」とすぐに飛びついて使ってみたことがあります。

 

サイ
良さそうだったからやってみたけど、全然勝てない…

しかし結果は惨敗。
ハッキリ言って私は、RCI3本手法をまったく使いこなせませんでした。

 

RCI3本手法の問題点

私が使ってみたところ、RCI3本手法には次の問題点があると感じました。

1:3本使ったところで、未来予知ができるわけではない
2:手法を複雑化し過ぎて、逆にチャンスを逃す

 

1:3本使ったところで、未来予知ができるわけではない

RCI3本手法は数値の違う3本をマルチタイムフレーム分析のように使って、それらが形成するパターンをもとにトレードします。
パターンは本当に様々ありますが、例えば3本すべてが上下にはりつく「3本底」や「3本天井」と言うパターンが出現したらエントリーを狙うというものです。

 

そういったパターンは、なかなか現れません。
だからこそ、そのパターンができたときに「トレードチャンス来たーーー!!!」と飛びついてしまうのですが、当然ながらRCIも未来予知ツールではないので、“パターンが出たら100%勝てる”というわけではありません。

 

またこれが一番問題の部分なのですが、“100%と言えないまでもレアなパターンを狙うことによって勝てる確率が上がる”とも実感できませんでした。

 

つまり、レアなパターンを狙ったところで大して勝てなかった、むしろ負け越していたのです。

 

 

2:手法を複雑化し過ぎて逆にチャンスを逃す

RCIは当然ながら1本使うよりも2本、2本使うよりも3本の方が、パターンが複雑化します。
さらにそこに移動平均線やMACDを付け加えたりすると、もっと複雑になります。

 

しかし先にも述べた通り、RCIは未来予知ツールではありませんので、パターンをあえて複雑化させてその中で起こるレアな事象を根拠にトレードしたところで必ず勝てるというわけではありません。
むしろ、もっとシンプルに相場を見ていたら勝てたであろうチャンスを逃すことにもつながります。

 

これらはいずれも、あくまで私個人が使ってみた際に感じた所見ですが、RCIを3本使ったところでメリットをあまり感じられませんでした。

 

 

手法の提言:RCIを使うなら1本でOK

ここまでRCI3本手法に対する否定意見を述べてきましたが、私はRCIそのものを全否定しているわけではありません。

RCI自体は時間軸を踏まえて売られすぎ買われすぎを示す、大変役に立つインジケーターの一つで、結局は使い方次第です。

 

そこで、私のように「RCI3本手法を使っても、複雑になるだけで使いこなせない!」という人は、ぜひRCIを1本で使ってみてください。
1本でも上手く使えば、十分RCIをトレードに活かせると思います。

 

RCIを1本で使う時のポイント

トレードのスタイルは、順張り・逆張り、トレードする時間帯、通貨ペア、スキャル・デイトレ・スイングなどなど、人によって様々です。

そのためRCIの数値設定は、自分のトレードスタイルに合うように設定しましょう。

 

RCIは数値を小さくするほど、細かい値動きに反応するようになり、数値を大きくするほど反応が緩やかになります。
自身のトレードスタイルに合わせて、細かくチャンスを狙うなら数値を小さく、だましを回避してじっくりチャンスを狙いたいなら数値を大きくすればOKです。

 

 

設定はメジャーな数値か、その倍数を使おう

RCIの数値を決めるときは、「9・26・52」といったメジャーな数値か、その倍数を使うことをオススメします。
マイナーな数値では、他のトレーダーにも意識されないからです。

 

また例えば、「RCIの数値7、8、9、10どれがいいだろう?」と一つ一つ比較していても、RCIが未来予知ツールでない以上、相場の状況に応じてそれぞれの数値設定が機能する場面・機能しない場面が必ず出てきます。

 

メジャーな数値の中から自分のトレードスタイルに合わせて、一番勝てる確率が高そうな設定を選びましょう。
その際は、しっかりと時間をかけて過去チャートによる検証をおこなってください。

 

なお倍数を使うときは、時間足も考慮して使いましょう。

例)
5分足で1時間足の26RCIを表示する⇒設定値312(26×12(60÷5))

 

 

なぜRCI2本ではなく1本なのか

もちろん2本にしたら、3本と比較すると格段に手法はシンプルになります。

 

しかし、過去検証をしっかりおこなった上で数値設定をおこなうことを考えると2本だとまだまだ様々なエントリーパターンが考えられ、それらのパターンを1つ1つ検証するには莫大な時間を要します。

 

検証にかかる労力とそれによって得られる成果を考えると、2本使うよりも1本のシンプルな手法を、検証によってしっかり固めた方が得策です。

 

 

おすすめのRCI無料インジケーター【RCI_4v2Alert_ns】

続いて、MT4で使えるおすすめのRCI無料インジケーターをご紹介します。

 

RCIのインジケーターは数多ありますが、その中でもオススメは「RCI_4v2Alert_ns」です。

ダウンロードリンク:ザイFX!

 

このインジケーターには、次のような機能があります。

・数値を変えてRCIを最大4本表示可能
・4本のRCIが設定した数値以上(以下)になったとき、アラートを鳴らしてくれる
→例えばアラートレベルを80に設定すると、RCIが80または-80に到達したときにアラートをならしてくれます。
・アラートは音だけでなく、メールで知らせてくれるようにも設定できる

 

RCIを最大4本表示可能

 

 

アラートを設定可能

 

 

ここでは1本だけ使うことを提言しましたが、一応このインジケーターは1本から4本まで対応しています。

 

私は本数云々よりも、アラート機能が便利なので使用しています。
無料でインストールできるので、大変おすすめです。

 

 

RCIまとめ

RCIは3本手法がメジャーです。

しかしそれをうまく使いこなせないようであれば、1本にしてもっとシンプルに売られすぎ・買われすぎを判断するようにすると、成績が向上するかもしれません。

 

現状に行き詰っている人はしっかり検証しながら、ぜひRCI 1本でのトレードを試してみてください。

 

今回は以上です。

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