うつ病

冬に体調を崩してしまう…それって「冬季うつ」かも?

サムネイル:冬季うつとは?

この記事を読むのに必要な時間は約6分です。

こんにちは、サイです。

 

キツネくん
毎年冬になると、冬の間だけ体調が悪くなるんだ。

でも何でそうなるのか、よくわからないんだよね…

 

そんな悩みを抱えている人はいませんか?

それってもしかすると、「冬季うつ」かもしれません。

 

そこで今回は、そんな悩みを持つ人に向けて、

・冬季うつとは?

・冬季うつのメカニズム

・冬季うつの改善方法

この3つについてお話します。

 

 

冬季うつとは?

「冬季うつ」とは名前の通り、冬に体調が悪化する季節性うつ病のひとつです。

秋から冬にかけて症状があらわれ、春になるにつれて自然に回復していきます。

 

発症は成人前後が多く、一度発症すると毎年繰り返す人が多く、男性よりも女性の方がかかりやすいです。

 

冬季うつでよく見られる症状

・気分が落ち込み、無気力になる

・集中力が落ち、日常の家事や仕事が通常通りにできない

・出不精になり、活動量が落ちる

・睡眠時間が長くなる

・日中でも眠気がある

・過食になって、とくに甘いものや炭水化物がたくさんほしくなる

 

 

冬季うつのメカニズム

挿絵-冬景色

冬季うつは、日照量不足で起こるといわれています。

 

日照量が不足すると、神経伝達物質であるセロトニンの合成速度が落ち神経機能が低下、冬季うつを発症しやすくなります。

また、日照量不足が原因である証拠の一つとして、緯度が高く日照時間の短い北国ほど、冬季うつの発症率が高いことがデータとして分かっています。

 

 

冬季うつを改善するには?

まずは冬季うつを自覚すること

冬季うつは改善より前に、そもそも自分が冬季うつだと自覚することが大事です。

 

先に述べたとおり、冬季うつは成人前後から発症する人が多いです。

子どもの頃はなんともなくても、いつの間にか冬場に調子を落とすようになっています。

 

また冬季うつの症状は、発熱や痛み、外観上の疾患を伴うものでもありません。

そのため、自分が冬季うつだとなかなか気づけません。

 

ちなみに、私自身も冬季うつの症状があります。

子どもの頃は全くそんな症状はなかったのですが、20代前半からいつの間にか、冬場に体の調子が悪くなるようになっていました。

私自身なぜそうなったのかも、正確にいつからなったのかもよく分かりません。

 

 

冬季うつは、他人から見るとなおさら分からない

冬季うつは自分でも気づくのが難しいですが、他人から見るとなおさら分かりません。

 

外から見ると「なんかアイツ、しんどいのかな?」と感じるかもしれない程度で、見た目に症状がほとんどあらわれないので、家族・友人・職場の同僚のだれもあなたの冬季うつに気づいて慮ってくれることはありません。

 

でも、冬季うつを放っておくと、自身の体調不良のせいで周りに迷惑をかけてしまうことにもつながりかねません。

 

 

冬季うつに気づけたら、ちゃんと対策を取ろう

挿絵-うつ病の人

自分に冬季うつの症状があると気づけたら、今度はそれに対してちゃんと対策を取りましょう。

 

冬季うつは、発熱や痛みを伴う病気ではありません。

線形伝達物質セロトニンの不足のせいで、とにかく体・頭・心がシンドくなるだけです。

そのため、根性で我慢できなくもないです。

 

しかし最初にも書いた通り、冬季うつは一度発症すると毎年毎年繰り返します。

治療したら治るというものでもなく、花粉症なんかと同じく、一度なったらずっと付き合っていくしかありません。

 

冬の間中ずっと我慢、ましてやそれを毎年毎年くり返し続けるのはかなりの苦行です…

何より対策方法があるのに、何もせず我慢し続けることはナンセンスだと思います。

 

私は医者でもなんでもないので、あくまで自身の体感を通した個人的な考えですが、冬季うつは”うつ”と名前に付いているものの病気というよりも、冬場にセロトニンの合成能力が落ちるという「体質だと思っています。

 

「自分はそういう体質になったんだ」と考えて、体がシンドイのをただ我慢するでもなく、同時に悲観しすぎることもなく、ちゃんと対策を取ってうまく付き合っていきましょう。

 

 

冬季うつはメカニズムがわかっている分、対策・改善しやすい

冬季うつは、精神疾患のうつと違ってメカニズムが明らかな分、対策・改善をやりやすいです。

 

ここでは、その方法を3つ紹介します。

冬季うつの改善方法3つ

1:意識して朝日を浴びる

2:朝日の代わりを用意する

3:食事に気を配る(トリプトファンを摂取する)

 

1:意識して朝日を浴びる

セロトニンは目に光が入ることによって、体が反応して合成が促進されます。

そのため朝、しっかり日光を浴びると一日の体調が整いやすくなります。

 

ちなみに私は、冬季うつになる前は西向きの、朝日がまったく入らないワンルームマンションに住んでいましたが発症後、冬季うつ対策のためだけに朝日が入る南向きマンションに引っ越しました。

 

実際に引っ越しの効果はてき面でした。

特に生活様式が変わったわけでもないので、「冬季うつだから、引っ越したんだよ」なんて誰にも言えませんが、個人的には高い引越費用を出しただけの十分な効果があったと思っています。

 

 

2:朝日の代わりを用意する

朝日を浴びろと言われても冬場は日の出の時間が遅く、仕事の都合上日の出よりも早く起きて、朝日を浴びられないという人もいると思います。

また冬場は、曇天の日も多くてそもそも朝に太陽が出ていないということもありますよね。

 

そんな時に朝日の代わりに役立つのが、セラピーライトです。

ネットで5000円前後から手に入ります。

 

 

キツネくん
え?こんな小っちゃなライトで冬季うつが改善されるの?

そのように疑わしく思う人もいるかもしれませんが、セロトニンは目から光が入ることで体が反応して、合成が促進されます。

 

つまり、全身の日光浴までは必要ないということです。

 

また、寝室の天井照明を点灯タイマー付きのものに代えて、朝目覚めるタイミングから朝日の代わりに照明の光をしっかり浴びるというのもオススメです。

 

 

 

3:食事に気を配る(トリプトファンを摂取する)

セロトニンは、「トリプトファン」というアミノ酸の一種から生成されます。

そのため、そのトリプトファンを意識的に摂取するようにすると、セロトニンの生成効率があがります。

 

バナナ、カボチャ、チーズなどの食品にトリプトファンは多く含まれています。

 

またサプリメントも売られているので、食事に気を配るのが苦手な人や好き嫌いがある人は、「冬の間サプリメントを取り入れる」というのもオススメです。

1ヶ月分が2000円弱なので、それほどコストもかかりません。

 

 

 

 

まとめ【冬季うつは我慢せず自力で対策しよう】

・冬季うつは日照量不足で起こる、季節性うつ病の一つ

・冬季うつは、病気と言うよりも体質

・精神疾患のうつ病と違ってメカニズムがはっきりしている分、対策可能!

・意識して光を浴びること、食事療法で改善する

 

繰り返しますが冬季うつは、病気と言うよりも体質と考えた方が理解しやすく、一度なったら観念して共存を考えた方が得策です。

 

メカニズムがわかっている分、ちゃんと対策できるので、悲観せず上手に付き合っていきましょう。

 

今回は以上です。

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