私も子を持つ親なので心配になります。
そこで私は考え方を変えてみることにしました。するとその心配はみるみる変わっていきました。
考え方を変えると悪い面ばかりではなく次第に良い面も見えてきます。心配する気持ちも少なくなっていきました。
この記事ではゲームという媒体をポジティブに捉え、発想を転換することによって私たち親世代がゲームに関する新しい視点の考え方を知って頂く内容になっています。
私は現在アラフォーで子供が2人います。小学校低学年と園児です。
私の影響か2人ともゲームが大好きです。
あなたが抱える子供とのゲームの付き合い方について少しでも心が軽くなって頂けると幸いです。
なぜゲームが悪いものとされるのか
私たちの親世代
私は現在アラフォーです。ゲームが悪いものとされる理由の一つとして「私たちの親世代はあまりゲームをしてこなかった」という点があります。私たちの親世代が子どもの頃は家でゲームという選択肢はなく外で活発に遊んでいました。
自分たちがそうしてこなかったのでゲームという存在を否定しがちです。
ゲームをすると「目が悪くなる」「ゲームに夢中になりすぎて勉強をしなくなる」「外で遊ばないので体が弱くなる」などの否定的な部分が前面に出てしまうのではないかと思います。
今の親世代
今の親世代つまりは私たちアラフォー世代ぐらいの親は子どもの頃からゲームで育ってきたという方も多いはず。ですが自分の子どもがゲームをしているとやはり否定してしまいがちです。
何故なのでしょうか?
それは自分が子どもだった時に親世代から「ゲームは悪いもの」という教育を受けているのでその考えが残ってしまっているのではないかと考えます。親である自分がゲームをしているのに子どもにはダメと言ってしまう変な発想ではありますが固定概念でゲームは悪いものと考えてしまっているのではないでしょうか。
ゲームは続けたくなるようにできている
昔と比べてゲーム業界の競争は激化しています。ゲーム会社も自社のゲームを遊んでもらうために必死になっています。
今の世の中は昔と比べてエンタメで溢れています。まさに可処分時間の奪い合いです。それはゲームに限らず、YouTubeやSNSや各種サブスクなどユーザーの時間を自社商品やサービスでいかに使わせるかという状況になっています。
その為、ゲームも年々面白くなっています。止めたくても止めれないように作られているんです。
日々新しいゲームが登場しアップデートなんかも繰り返されます。そりゃ子どももゲームをしたくなります。
だって親である私たちもそうではないですか?
自分の好きなアーティストが新しい曲を出せばそのPVを何回も見たくなるし、好きなアニメが動画配信サービスで始まれば見たくなってしまいます。
ほんとにゲームって悪いものなのか
冒頭の話に戻りますが
これで悩んでいる。ではこういうのはどうでしょう。
これだったらあんまり心配はしないのではないですか?
ゲームだとNGで読書だとOK。まさに固定観念ですよね。
「ゲームだと目が悪くなる?」じゃあ「電子書籍は目が悪くならない?」
そんなに変わらない気がします。
「ゲームだと知識が身につかない?」「読書だと身につく?」
本当にそうでしょうか?
ゲームの良いところ
知識が身につく
ゲームにも読書には負けないくらい学びが多いです。例えば「あつまれどうぶつの森」では日常で使うものの名前や魚、花や虫の名前がたくさん登場します。大人の私でも知らないことがたくさん溢れています。
うちの子もどうぶつの森からたくさんの知識を得ました。
「桃鉄」をやれば各地域や都市の名前それに加えて各地の名産品などをを学ぶことができます。
しかも「桃鉄」には教育版というものも存在しており無料で各学校に配布されています。子ども達は楽しく日本の地理を学ぶことができます。
コミュニケーション能力が上がる
現在ゲームを全くしないという子どもはほとんどいないのではないでしょうか?
ゲームを通じて子ども同士でコミュニケーションはよくあります。それは単にゲームの話をするだけではなくオンラインで子ども同士が繋がること。それきっかけで新しい友達ができたりすることもあります。
友達同士のコミュニケーションだけではありません。ゲームを通じて家族でのコミュニケーションツールにもなります。一緒に敵と戦って勝った時の達成感や時には対戦で盛り上がることもあります。任天堂のCMなんかを見ていてもほっこりしますよね。
創造力を養うことができる
最近のゲームでは一本道にゲームを進めていくわけではありません。自分で考えを持って進めていくゲームが増えてきています。
例えば「マイクラ」は自分で考えて建物を作り上げたりすることができます。空間把握能力等も鍛えられます。
またこれからの教育に必須となってくるであろうプログラミングの基礎を教えてくれるゲームもあります。プログラミングも決められたものを作るだけではなく、「こうした方がもっと効率的になるのではないか」「この方がより一層面白くなる」など考えの幅は広がっていきます。
一昔前とは比べ物にならないほどゲームの種類は多様化しています。
ルールを提案してみる
ルールを決めるというとそこで一気に子どものテンションは下がってしまいそうな気もします。しかしルールは社会や学校どこにでも存在します。そのためゲームにもルールが存在することを教えてあげましょう。
子どもがそのルールを守ることができるのかといえばきっと難しいと思います。だって自分も子どもの時にそう言われて嫌な思いをしました。その当時は納得できませんでしたよね。
でも今なら違います。その時の自分があったからこそルールを作れるのでは?
例えば、子どもと一緒にルールを考えるのはどうでしょう。
「宿題が終わったらご飯まではゲームしてもいいよ」
「ゲームは親子で一緒にいるときだけ」
「このステージをクリアしたら今日はおしまい」
我が家はこういうパターンがあります。効果てきめんなのでぜひ試してみてください。
「お父さんもそのゲーム一緒にやりたいから早くお風呂に入っちゃおう!」
そうすると子どもも嬉しいのかルールを守ってくれます。かつゲームでコミュニケーションも取れますね。
まとめ
いまの親世代の方は自分が子どもだった時のことを思い出してみてください。
自分が好きなことを親に頭ごなしに否定されることが嫌ではなかったですか?その時の反動でいまめっちゃゲームをやってしまう大人もいるのでは?
私です。(笑)
それは今の子供でも一緒です。否定されると余計にやりたくなります。そこで子どもと衝突してしまいます。
ルールを守らせることにハードルを感じるかもしれませんが、親も子どもの言い分を認めつつ良い所で折り合いを付けてみてください。そしてルールを提案してみましょう!
一緒にプレイできる形が私は理想だと思っています。
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