小説を読んでいて「あれこの人って誰だっけ?」と思ったことはありませんか?
私は読書が好きで小説をよく読むのですが、記憶力はあまりよくありません。
似たような名前だとすぐに忘れてしまいますし、カタカナの名前の登場人物が多かったりしても頭が混乱して覚えられないことが多々あります。特に2、3日空けてから本の続きを読むときなどは忘れやすいですね。その度に前のページに戻ったりして確認してしまいます。
読書を思う存分に楽しむ為に登場人物はしっかり把握したうえで物語の世界に入りたいですよね。
名前が覚えられないという人はやっぱりメモを取るのが一番です。
そんな当たり前の方法かー!
と思われたあなた!
登場人物の名前を覚えるためのメモの取り方にちょっとしたコツがあるんです。
この方法を使えば物語の世界にどっぷり浸かることができます!楽しい読書の世界が広がりますよ!
なぜ名前が覚えられないのか
そもそもの話ですがなぜ名前を覚えられないのでしょうか。原因はいくつかあります。
登場人物の数が多すぎる
長編の小説などは登場人物が沢山登場します。特に警察系や企業系の小説は特に登場人物が多いように感じますね。そこが小説の面白いところなのかもしれませんが頭が追いついていきません。
シリーズものであれば、お馴染みのあのキャラクターという視点で見れますが、そうでない場合の方が多いと思います。「はじめまして」の小説で登場人物が多いと混乱してしまいます。
名前が複雑
海外が舞台になっていたり、翻訳系の小説はカタカナの名前の登場人物も多く登場します。日本人にとっては馴染みにくい名前なのでやはり忘れてしまいがちです。
他にも登場人物によっては別の呼び名があったり、肩書きやあだ名で呼ばれることもありますよね。ここも混乱してしまうポイントかと思います。
そもそも名前を覚えるのが苦手
実生活でも人の名前が覚えられない。私もその1人です。
顔は思い浮かんでも名前が出てこない。そういうことがあります。歳を重ねるごとにそう感じますね。失礼かとは思いますが、よくある名字の方と出くわすと「あれーこの人誰だっけ?」はよくあります…
メモの取り方
そんな時はやはりメモを取りながら読書をするのが一番です。
多少手間に感じてしまうかもしれませんが、読書を楽しむ為にはこの方法が一番だと思います。それではここからは登場人物を忘れないメモの取り方をご紹介していきます。
初回登場したページをメモする
初回登場時にその人の外見や性格が描かれることが多いです。そのページをメモしておけばすぐにそのページに戻って読み返すことができます。
これはメモを取る手間が最小限に済みますし一番効果がある方法だと思います。メモにその「登場人物の名前」と「ページ数」をメモするだけです。付箋を貼るのも良いと思います。
登場人物の特徴をメモする
名前と外見や性格を結びつけて書いておくと記憶にも残りやすいです。この書くという行為自体も記憶に残りやすくするためのポイントとも言えます。自分の言葉に言い換えると更に頭に残りますね。
関係性をメモする
特徴に加えて関係性も合わせてメモするとより効果があります。
親子、兄弟、上司と部下、恋愛関係、ライバルなど小説にはたくさんの相関関係が存在します。その関係性をメモしてみてください。するとだんだん相関図が広がっていきます。物語そのものが追いかけやすくなるのでより感情移入しやすくなっていきます。
実在する人物を当てはめる
この人は外見の特徴から「あの俳優さんぽいなー」などと実際に存在する俳優さんを結びつけて想像すると記憶に残りやすくなります。
俳優さんでなくても実際の自分の友達と似ているなと思ったら、その人と結びつけておくのも良いと思います。想像するのも楽しくなりますよ。
この方法は結構効果があります!
電車で読むときもメモを取るのか
電車に乗っているとメモは取りづらくなります。
そんな時にはやっぱりスマホです。アプリは最初からスマホにインストールされているような標準のメモアプリで良いと思います。このアプリを使ってメモするだけでも何もしない場合と比べるとだいぶ効果が違ってきます。
紙にメモを取りたい派の人は電車を降りてから書き写すのも良いと思います。
まとめ
読書時にメモを取るという方法は通常の読書より時間がかかってしまいます。
しかしあやふやなまま物語を読み進めるよりはよっぽど効率的です。登場人物のことを深く理解して関係性を把握することによって、より深く物語の世界に入り込むことができます。今までとは違った読書体験になるので次に読む本はメモを取ってみてはいかがでしょうか。
特にミステリー等は登場人物のちょっとした行動や発言が事件の真相のカギになることもあります。しっかり登場人物のことは把握しておきたいですね。事件の真相にいつもよりも早く気付けるかもしれませんよ。
より深く読書の世界に浸るためのコツについてはこちらの記事もおすすめです。
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