とにかく仕組み化

とにかく仕組み化

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「あなたがいないと困る」
会社でこういうようなことを言われたことはありませんか?

言われると嬉しい言葉ですよね。
実はこの言葉には危険が潜んでいます。
こういう会社として替えの利かない人は今の位置に留まります。

「あなたは会社の歯車になりたいですか?」

一見いやな感じを持ちますよね?
でもそういう人が会社では人の上に立ちます。

え!どういうこと?

歯車として機能する人は「仕組み化」の考えが備わっています。

私自身も会社という組織に対して違和感を感じたり、「このやり方はどうなの?」と思うことがあります。
割とたくさん。笑

この本を読んで組織に属する私の考え方の変化について今回はお伝えしていきます。

目次

この本を読んでほしい人

  1. 仕事に悩む20代、30代の人
  2. この会社は自分の力でまわっていると思っている人
  3. 優秀な人が辞めていく会社の経営者の方
社長

どんな本なのか

株式会社識学 代表取締役社長である安藤広大さんの著書です。
この本は「人の上に立つべき人」が知っておきたい思考法について書かれています。現在自分は人の上に立つ立場ではない人も上司へのアプローチとして生かせますし、知っておいて損はない考え方について書かれています。

ルールを作ることによって組織を強くすることができます。
まさに「とにかく仕組み化」です。
章ごとに復習のページも設けられており、後から要点だけ見直すこともできます。

またこの本は3部作にもなっています。この本だけでも十分に学びを得ることができますが前2作もぜひお読みください。

私が心に響いたところ

ゆるい職場環境

「あなたの会社に期限はありますか?」

愚問ですね。
仕事において期限がないことなんてないと思います。
お客さんが先にいる仕事に対していつまでも待ってくれるような環境はありえません

こんなことはありませんか?
上司から「〇〇さんあれってどうなった?」と聞かれて、
「すみません。忘れていました」

どんな仕事にもその先にお客さんはいますが、直接的にお客さんに影響しない業務であればそう答えてしまうこともあるかと思います。
それってけっこうマズい状況です

次は忘れないようにします
この返答もマズいです。なんの解決にもなっていません。

「〇月〇日の〇時までにやります」
というように期限をつくる仕組みを作らなけれないけません。

属人化のリスク

あなたの会社に仕事がメチャクチャできるカリスマ的な人はいませんか?
その人が辞めてしまうとガクッと売上が落ちてしまいます

そんな状況は望ましくありません。優秀な人が不在でも組織として機能する会社が強い組織です。

私は別にカリスマ的なポジションではありませんが
会社の中で自分しかできないであろう仕事を持っています。
それって会社にしてみてはリスクです。

属人化はよく見受けられる状況ではないかと思います。
特に中小企業ではあの人が休みだとその日の業務がまわらないということはあるのではないでしょうか?

それを支えてくれるのもやはり仕組みです

責任を果たす上での権限

「あなたの会社に裏ルールはありますか?」

「上司より先には帰ってはいけない」
「タバコに行ったきり、ずっと戻ってこない」

例えばこのタバコのルールの場合、喫煙所で打ち合わせをしてたと言えばOKでしょうか?
その人だけ特別扱いされていては周りから不満を買います。

例えば上司が「喫煙所での会議を認める」と明文化され、会社の仕組みになれば問題はありません
(このルールがどうかという問題は置いといて)

上に立つ人間が必要なルールと判断すれば部下は迷いません
そのルールに不満のある部下は問題点を伝え判断を仰げば良いのです。

上に立つ人間は与えられた権限の中で責任を持ち、仕組みを作っていきます

組織のルール

正しい恐怖

会社に怖い人はいますか?

怒鳴りつけてくる上司や人格否定をしてくる人の事ではありません。

明確な基準を持って仕事の厳しさを見せている人です。
明確な基準は人からの不平や不満がありません。
理不尽な部分がないからです。

そういう人からの指導は部下に正しい恐怖を与えます。

「もっと頑張らないと評価が下がってしまう」
「新しい提案や改善策を提示しなければならない」

上司は「○○を達成すればきちんと評価する」と明文化して伝えれば良いのです

明文化されていないことをやって評価されている社員は周りにいませんか?
そういう人がいると周りから不満を買い、辞める人がでてきます。

上司は適度な負荷をかけて明文化したことで評価を下しましょう。

チームプレーの素晴らしさ

近年は自分で生きていく力、フリーランスの力が注目されつつあります。
私自身も会社に依存しない考え方も重要であると考えます。

しかし会社に属している以上、会社での繋がりも重要であると考えています。

それは「進行感」です。

会社が成長することはそこに属する者としてやはり嬉しいものです。
仲間と共に一つの目標に向かって取り組むことそれを達成できた時というのは一人では味わえない満足感に繋がります。

いまこの会社があったから自分は成長できたと感じることもできます

しかしそうは言っても辞める人が後を立たないという組織もあるでしょう。
それはやはり「仕組み」が悪いのです。

人が辞めるケースというのは「属人化」によって生まれた不平等などが多いです。
そこに「仕組み」がきちんと備わっていればそれも防げます。

まとめ

私自身は組織に属しながらもフリーランスの力も養いたいと考えている人間です。

会社に属していて良かったということもあれば、会社に対しての「不満」もあります。
ほとんどの社会人がそんなことを考えていると思います。

その会社の「不満」を掘り下げてみるとそこにあるのは不平等な環境でした。

私の会社には明文化されていないルールが多すぎました。
周りの仲間からは会社の悪口や組織体制の不満をよく聞きます。

「仕組み」を作ることでその不満はなくなり、納得に変わっていきます。

「仕組み」を作るのは上に立つ人間かもしれませんがそうでない人にもそこにアプローチを加えることができます。

「仕組み」を明文化しましょう!

「とにかく仕組み化」で人生の満足感も変わってきます。

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