頭のいい人が話す前に考えていること

頭のいい人が話す前に考えていること

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「一生懸命話しているのに周りの人はしっかり話を聞いてくれない。」
「新入社員だからって少し見下された感じの態度を取られる。」

そんな経験ってありませんか?

私は話すことが苦手です。
考えて話したつもりでも相手に伝わってないと感じたり、沈黙が怖くて、頭に思いついたことをすぐ口に出してしまったりします。

ある時本屋さんでたくさん平積みされている本を見つけました!まずタイトルにすごく惹かれました。今の私が欲しているタイトルの本だと思いました。

というわけで今回紹介させていただく安達裕哉さんの著書「頭のいい人が話す前に考えていること」という本です!

話をするときに「話している内容の質が低いな~」と感じてしまう自分にとってピッタリの本でした。

「あーそうそうこういうこと自分ある!」と共感ができてその時の対応方法や意識の変え方まで教えてくれる本でした。
頭が良いと思われたい方に是非おすすめしたいです。

目次

この本を読んでほしい人

  1. 自分の周りにいる一目置かれている人のように自分もなりたい
  2. 頭の良い人の思考回路が知りたい
  3. 自分のコミュニーケーション能力を見直したい
  4. 周りから信頼を得たい

心に響いたところ

知性

まずこの書籍にはこの本の重要な個所をまとめた「話すたびに頭がよくなるシート」がついています。
このシートに目を通すだけで本書の内容が頭の中でプレイバックさせ継続的に本書の技を実践することができます。

そして本書は大きく分けて2つの章で分かれています。

  1. 「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則
  2. 「知性」と「信頼」を同時にもたらす5つの思考法

早速ですが紹介させていただきます。

「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則

この中で特に私が心に響いたポイントを3つを紹介します。

人はちゃんと考えてくれる人を信頼する

この本の帯に書かれているのですが
デートで買い物中に、相手からこう聞かれたらあなたならどう答えますか

「どっちの服がいいと思う?」

信頼される人というのは相手のことをちゃんと考えられる人です。
私はこの部分にグサッときました。
私の場合は

「こっちの色が良いよ」
「両方いいじゃん!」

とかって言ってしまいます。

それダメらしいですよ
相手のことを考えてない発言です。

頭の良い人は〇〇〇〇〇と切り返します。(本書でお確かめください。)

知識はだれかのために使って初めて知性になる

自分の知っていることや自分の経験を単に話し相手にひけらかしていませんか?

私の場合は自分の知っていることが会話の中で展開されるとすぐに言いたくなってしまいます。でもそれは独りよがりの自己中です。

頭の良い人は簡単に自分の知識を披露したりはしません。
相手の話を聞き、相手に気づかせて、相手のことを思って背中を押してあげます。

その人のことを想ってその人の為になる知識ならOKです!

承認欲求を満たす側に回れ

人とは誰かに認められたい生き物です。
それを自分ではなく他人に与えることができればコミュニーケーションの強者です。

他人を承認したくなる時というのは「親切」にされた時だそうです。
他人に親切にすることで他人から自分も承認されて信頼を勝ち取ることができます。

自分よがりにならず相手のことを考える。
他人から優しくしてもらえるとその人のことが好きになります。
信頼できる人って思っちゃいますよね。

知性」と「信頼」を同時にもたらす5つの思考法

この章では最終的に「言語化」=「思考の質を高める」ことへとつなげてくれます。
その言語化に至るまでのステップとは

  • 客観視
  • 整理
  • 傾聴
  • 質問
  • 言語化

となります。

バカっぽい話し方をやめる

間違えたことをする

なんとなくテレビで見た上辺だけの情報を掬い取って、翌日会った同僚にその話をしてしまう。
「昨日テレビで見たんだけど〇〇ってのが何か良いらしいよ」
バカっぽいですね。笑

少ない情報をもとに自分の考えを入れずに話す。良くないです。
自分の都合のいい情報だけを仕入れて話す。出所のわからない情報を事実として伝える。

話に詰まってしまう時についついやってしまいます。反省しなくてはならないと思ったところでした。

思考の質を上げるには自分の意見とは真逆の意見も見極めて検証すること
言葉の成り立ちをしっかり調べることです。

結論から話すとは?

「結論から話しましょう」

よく言われますよね。
ブログの勉強をしていても最初に結論を書くってよく聞きます。

「結論」ってなに?

それは相手が一番聞きたい話。
結論は話のゴールです。結論がわからないということは話の到達点が分からない。
自分がしたい話ではないということです。

結論を話すということは相手に聞くスイッチを入れることになります。
相手を聞く気持ちにしてあげてゴールを伝えるそれだけで相手の態度が変わってきます。

話を始めるときに最初に「込み入った話がありまして…」と「大した話じゃないんですけど…」では全然違います。

私が「これから使っていきたい」と思ったポイントでした。

読者の方のことを考えてPREP法が良いってよく聞きますよね。
やっぱりここでも相手目線が大切です。

相手の話を聞くということ

この本で私が一番当てはまった箇所です。

「自分の言いたいことを考えながら相手の話を聞く」

これ私がやっちゃうやつです。
自分の考えをうまく相手に伝えようとして相手の話を聞いてるようで聞いてない。
信頼なくしますよね。

相手は必死で伝えようとしているのに気持ちは自分のことを考えてしまう
相手の気持ちを思っていいアドバイスをしようとしてしまう。

相手はアドバイスなんて求めてないかもしれません。
相手の話を正確に聞いてあげることで十分なのに。

私が根本から直さなければいけないなぁと思ったところです。
つい気の利いたことを言いたくて自分のことを考えてしまう。。
気の利いたことなんて言えないのに。。笑

「スゴい」を使わない

言語力に乏しい私。
なんでもスゴいで片づけてしまう。

この本で気づかされました。
気付いたけど気づけばまたついつい使ってしまいます。
語彙力を増やすためにも使わないことを意識するようになりました。

思考の質を高めるためにも一度立ち止まって考えて発言します。

まとめ

思考の質を高める方法としては相手のことを意識すること
常に相手のことを考えることが大切です。

相手ファーストの思考

自分の周りの人と話をするときに相手の立場に立って話を聞いてあげることそれがいちばん大切です。
人はちゃんと考えてくれる人を信頼します。

私はどうも面白いことや気の利いたことを言いたくて自分のことを優先してしまうところがあります。この本はそんな自分を改めてくれるポイントがたくさんありました。

また自分が発言するときにも一度立ち止まって「言葉」にこだわりたいと思いました。
「言葉」の意味を考えて発言する。
常に意識することで自分の思考の質を高めていきたいと思いました。

言葉にこだわる

ここで私も一つ考えてみました。
本書にあるように言葉を再定義をしてみました。

私なりの言葉の再定義

「読書」は辞書で引くと「本を読むこと」です。
こんな再定義はどうでしょう。
「読書」とは「他者の人生を体験すること」です

どうでしょう見方が変わりましたか。

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